ノーマンの初主演作 ハード・デイズ/Six Ways to Sunday (1998年)

ノーマン・リーダス初主演作 ハード・デイズ/Six Ways to Sunday (1998年)

 

アメリカ1997年公開、日本未公開の作品です。
ノーマン・リーダスの初主演映画作品です。
 

1人の精神的に幼い青年が成長して成熟した男になるまでを描いた映画。
 
ストーリー運びはシリアスながら、男性の性願望についてどこかややブラック・コメディに近い取り扱いがみられる映画です。ノーマン・リーダスはこの作品で複雑な葛藤を抱えるマザコンの美青年という難しい役を演じています。
 
 
《あらすじ》・・・・・
 

【親子2人で暮らすハリー】

母親のケイト(デボラ・アン・ハリー)と古いアパートで暮らすハリー(ノーマン・リーダス)はバーガーショップで働く純真無垢な18歳の青年。母親のケイトはずいぶん昔に夫に逃げられ、その代償としてハリーをまるで小さな子供のように扱い溺愛していた。ハリーが忙しくしている時でも何かと関心を引きたがり、18歳になった息子の入浴まで手伝う異常な世話焼きぶり。
 
 

【凶暴なハリーの一面が現れる】

ある日ハリーはギャングのメンバーである友人のアーニー(エイドリアン・ブロディ)の借金の取り立てに付き合う。アーニーは粗暴な男で借金を抱えた男を殴りつけるが、アーニーの暴力を見ていたハリーは異常に興奮し、自分も加わってその男に暴力をふるってしまう。
 
いったん切れたら凶暴な振る舞いをするところがボスに気にいられたハリーはやがて仕事を次々と依頼されるようになり、ギャングの世界で出世していく。
 
しかし母親のケイトとの関係は相変わらずだった。ボスに気に入られたハリーは娼館に連れて行かれるが母親の影響もあり、うぶなままで結局は何もできずに終わる。
 
 

【謎の男】

そのころハリーには謎の男が付きまとっていた。
 
やがてひょんなことからボスの上司で一帯を仕切るギャングの幹部の知己のあるハリー。
 
幹部の自宅でメイドをしていたエリナ(エリナ・レーヴェンソン)と付き合うことになったが、自宅にエリナを連れて帰ってもハリーが席を外したすきに息子を溺愛するケイトはエリナを追い払ってしまうのだった。
 
そのころハリーを見出したボスが邪魔になった幹部はそのボスを始末するようにハリーに命じる。
 
最初はためらうハリーだったが結局はボスを殺してしまう。
 
 

【最後の関門】

殺人を犯したハリーは、謎の男とともにエリナを迎えに行くが、彼女は留守だった。
 
やむをえなく自宅に戻ったハリーはそこで母親のケイトに誘惑されて犯してしまう。
 
そのまま意識を失い、翌日ハリーは死んだ母親を自宅で発見することになる。
 
殺人を犯したハリーと幹部は町を出ようとするが母親の死体を抱えるハリーが足手まといになり、幹部はハリーを殺そうとするが逆に謎の男とハリーに殺されてしまう。
 
凶暴で荒々しいもう1人のハリーの分身である謎の男は従順で弱いハリーと統合され、ハリーはそのままエリナとバス停で合流し、エンディングを迎える。
 
 

【参考】ノーマン・リーダス 出演映画とプライベート情報