ウォーキング・デッドは外せない

数多くある海外ドラマ、『ツインピークス』、『Xファイル』、『24』、『LOST』『プリズンブレイク』など、名作はたくさんあります。
 

そして、その名作に新たなに名を加えることになったのが、2010年に放映が開始された『ウォーキングデッド』ですね。
 
コミック漫画の原作を映像化されたものですが、放映開始時は、蘇った死者こと『ゾンビ』をネタにTVドラマが成り立つのであろうか、と不安視されましたが、「これがTV番組?」と思わず唸ってしまうほどのスケールの大きさは、TVドラマの概念を打ち破りました。
 
シリーズはすでに7シーズンまで続き、スピンオフまで製作されるほどの大人気ぶりです。
 
 
さて、その人気の理由はいったい何でしょう。
 
スケールの大きさはもちろん、リアルな特殊メイクなど大作映画を観ているような映像もありますが、登場人物たちの設定、人間関係がリアルで、観ている側の共感を生むのですね。
 
シーズンも増え、スピンオフまで製作されれば、登場人物も増え続け、複雑になっていきます。時には対ゾンビではなく、対人間など、ストーリーが進めば進むほど複雑に絡み合っていき、やがて、だれを応援すればいいのかジレンマに陥ります。
 
 
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キャストは主演にイギリス俳優のアンドリュー・リンカーン、正義を貫く保安官を演じます。
 
そして、その妻にサラ・ウェイン・キャリーズ。あれ?どこかで観た覚えがある?と思ったら、『プリズンブレイク』のヒロイン、サラを演じた女優さんでした。
 
ホラーが大の苦手で、ハロウィーンのコスプレも苦手なんてコメントを見たことありますが、生ゾンビを相手に、さぞ撮影には苦労したことでしょう。
 
 
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そして、ウマ浮きとでもいいましょうか、いい意味で浮いている登場人物がいます。
 
テレビ俳優と映画俳優という分類があるとすれば、この方は間違いなく映画俳優といえます。
 
テレビは画面の中央で演技をして、視聴者にポイントを見せますが、映画は大きな画面で端から端まで演者が演技を続けます。
 
そう、この方の演技は、自分がメインで映っていないときでも、確実にキャラを演じているのです。
 
まさに映画俳優なのです。その人は、映画『処刑人』シリーズ、『ブレイド2』などで人気を博したノーマン・リーダスです。
 
 
本作『ウォーキングデッド』では、荒くれ男メルルの弟ダリル役を演じています。
 
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こちらの役は、原作のコミックには登場せず、ドラマのみのキャラクターですが、メルル役のオーディションを受けにきたノーマン・リーダスのために新しく設定されたキャラクターなのです。
 
言い換えれば、ダリルはノーマンのための役なのですね。
 
ピッタリ過ぎるほどピッタリの役柄な訳です。ボーガンを肩に掛け、恐れることなくゾンビに向かっていく姿は、完全に他のキャラクターを喰っています。
 
そして、画面の端々で完全にダリルになり切っているのです。
 
やはり映画出身の俳優という貫禄が見て取れます。
 
長いシーズンの作品なので、見所はたくさんありますが、視点を変えて観てみると細かい演技、細かいシチュエーションなど唸ってしまうシーンがたくさんあります。
 
初めは、仲間の中でも非協力的な存在だったダリルだったのに、彼らと一緒に行動していくうちに、いつの間にか、仲間のために必死になっている姿は共感します。
 
12歳の少女がゾンビに追われ森の中で迷子になり、捜索するシーン、一人(?)のゾンビを倒し、少女の安否を確認するためにゾンビの腹を割くシーンは、初登場のときには想像もできません。
 
長いシリーズですが、まだ観ていない人はじっくりと、すでに観た人も視点を変えて観直すと面白いですよ。
 
 
【参考】ノーマン・リーダス参考情報